人生の岐路で選択を迷っている人が「ホントウの自分(個性)」を見つけ、
自分らしい生き方を選び、行動できるまで伴走することを専門とするライフデザインコーチが、
あなたの人生の悩みを解決します。
今回は老後の過ごし方を考えてみましょう。
”老後”って言う言葉を聞くと、どのようなシーンを思い描きますか?
同じような方ばかり集まった施設で過ごしている姿ですか?
それともお金がなくて、家にじーっと引きこもっている姿ですか?
あるいは孫たちに囲まれてゆったりと過ごしている姿ですか?
なんだかあまり活動的ではないイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
老後っていつから?
さて、まず考えておきたいのは”老後”っていうのは一体いくつからのことを言うのでしょう?
今では企業を定年退職する年齢は65歳というように定着してきました。
昔はフルタイムで働くことをやめたときが老後と定義されていたのではないでしょうか?
基本的にはリタイヤしたときからのことを言うと思うのですが、
40代でリタイヤされる方もいらっしゃいますので、そのような決め方もできないですよね。
ここでは年金を受給できる年齢、とでも定義しておきましょう。
これも年々変わるかも知れませんが、今では65歳以降としたいと思います。
実はこれ、私の今の年齢です!
年金支給年齢を話題に出しましたが、実はもっと衝撃的なものがありまして・・
それは「介護保険証」が届いたのです!
それで私は65歳だということを思い知らされましたが(笑)
これも年々変わっていくものとしますが、今は65歳以降を老後と定義したいと思います。
結論から言うと、これは人それぞれで異なると思います。
65歳でもまだ働いておられる方もいっぱいいらっしゃいますし、残念ながらお亡くなりになられた方もいらっしゃいます。
やはり気持ちの持ちようだとは思うのですが・・・
老後っていいものですよ!
なんだか老後って暗いイメージがしませんか?
そう、うまい言葉が思いつきませんが、”ひなびてる”っていう感じの・・
でも実はそんなことはなくって、人生の集大成期っていうか、結構充実感があるものです。
実際の65歳の私が言うのだから間違いはありません(笑)
私には孫が4人いますし、その中の二人の近くに妻と2匹の犬たちと一緒に住んでます。
週のうちの何日かは孫たちも来て一緒に夕食を食べたり、風呂に入ったり。
世代を感じています。繋がっている世代を。
一心不乱にゲームをしている孫たちの姿をぼーっと見ている老後って幸せを感じますよ!
それにこれまでの人生を振り返って、
当時は嫌なことだと思っていたことも今となってはいい思い出としてよみがえります。
そう、嫌な思い出ってないのです!
で、今をボーっとしているかというとそうでもなくて、”ICT支援員”というようなお仕事も始めています。
妻が開業した結婚相談所でカウンセラーも務めています。
昨年は原田メソッドの認定パートナーを取得し、セミナー活動もしています。
結構忙しいんです。
でも、楽しい!
現役時代のように、肩ひじ張らずに生きているっていう感じ?
そう、私が今、老後を一言で表現するなら”楽しい”ですね!
生きることを意識できる
この歳になって初めて生きることを意識したような気がします。
それは自分や妻の親とのお別れや、一緒に暮らしてきたペットたちとのお別れなどをを経験し、
死というものを意識しだしたから”生きる”ことを意識できたのだと思います。
”死”という言葉を聞くと、なんだかイヤな感じがしませんか?
でもその”死”を身近に感じたものからすると、”死”と出会ったからこそ”生きる”ことを意識できたのだと感じています。
”死”は決して嫌なものとか怖いものではありません。
というよりみんなに平等なものではないでしょうか?
どんなお金持ちだったり、どんなに偉い人でも必ず訪れるもの。
そんな”死”を身近に感じられるのも老後の特徴かも知れませんね。
お金があるとかないとか、
そんなことではなくって自然に自分の今世での生きざまをゆっくりと眺めて過ごす、
それが老後ではないかと思います。
”生きること”を意識しながら。
次の世代を育てる大切な役割の年代
孫たちと一緒に居て思います。
この子たちが大きくなった時に、
「いい社会に育って良かったなぁ!」
って思える社会を残していくことに関わりたいと。
その一心で私はいま、ICT支援員という生き方を選びました。
っていうとたいそうですが、半年間だけのお仕事ですよ!
”次の世代を育てる”なんていってますけど、
実は直接育てるなんてできないんです。
育ててくれる方たちと繋がって、その方たちのお役に立てればそれでいいんです。
誰かと関わっている、それをたどっていけば自分の孫たちに繋がるものがある、
そんな視点でいいのではないかと思います。
若い世代を支える老後を!
そのために、私の孫たちと関わってくれるであろう、今の若い方々を支える生き方ができたら!
それが素晴らしい老後の生き方だろうと思うのです。
それが”繋がる”生き方って言うんだろうなぁって思います。
確かに人と人とのつながりの中ではいろんな問題が起こってきます。
若い頃はそれがイヤだなぁって感じてましたが、
今ではそれも必要な出会いなんだって受け取れるようになりました。
そう、この”受け取る”って言う感じ方は大切だと思います。
人って歳を重ねていくと”がんこ”になって他人のいうことなんか聞かない!
って言いますが、そんなことないですよ。
結構他人の言葉って入ってきます。
”あ、俺も昔はそんなこと言ってたなぁ”
なんて感じ?
他人のことを深く考えるでもなく、自分の人生をしっかりと見据えているわけでもなく、
人が人としてのんびり生きている、それが老後かなぁって思います。
いいでしょ?
老後って!
なんだかあなたが不安に感じている”老後”ってなんとなくホンワカとして”いいもの”のように思えていただいたら嬉しいです。
だから将来の不安を考えるのではなく、”今”の生活に集中してください。
そして”今”を楽しんでくださいね!
”今”の生活に何か不安や心配事があるようでしたら、あなたが心を許せる方に相談してみてください。
必ずあなたの力になってくれるはずです。
もしもどうしても相談する方がいないとき、私で良かったらご相談にはのれますから。
いつでも「お問合せ」からご連絡くださいね!
いっしょに楽しい”今”を生きていきましょう!